
変化を望まない高齢者
大阪の都構想住民投票は、僅差で反対が賛成を上回りました。
個人的に気になったのは、年代による判断の違いです。
これは今後日本全体の問題となります。
というより、人口が減少する先進国全体の問題でしょう。
人口が減り、税収による国家予算が減少すれば、必ずその痛みは国民が負担することになります。
しかし、そうした政策を掲げる政党は、変化を望まない高齢者が嫌います。
結局負の遺産は若者の肩にのしかかる構図から脱却できないということです。
日本の未来もギリシャの二の舞か?という懸念を大阪の住民投票で感じました。
福島 康晴
海外での医療費
イギリスの皇太子妃は出産後、早々と退院されました。
日本では出産後も数日入院することが一般的です。
皇太子妃はともかく、海外では医療費が高いこともあって、極力病院の世話にはならないようにしているようです。
私の知人が先日アメリカへ出張し、運悪く帰国の前日に結石が尿管まで下りてきてしまいました。
尿管結石は私も経験がありますが、出産、痛風と共に3大疼痛と言われています。
彼は直ぐに現地の病院に行き、治療を受けましたが、もちろん翌日帰国することはできませんでした。
そしていつ尿道から降りてくるか分からない結石を、腎臓まで押し上げる手術を受けました。
病院に一泊して、全身麻酔の状態で尿管に管を挿入し、石を押し戻す手術という一連の医療費に請求された金額が、
なんと1千万円だったそうです。
そんな金額は払えないと交渉して次の回答が4百万円。
差額6百万円は何なの?は置いておいても、このくらい高額なのだそうです。
仕事として出張中のことなので、旅行保険と会社負担で賄うそうですが、これでは確かに病院の世話にはなれません。
福島 康晴
電車の話
先週のブログに引き続き、電車の乗り継ぎ失敗をもう一つ。
高田馬場から東向島へ向かいました。
東西線で九段下へ向かい、そこで半蔵門線に乗り換え、押上止まりの電車に乗りました。
押上から東向島に向かう東武スカイツリーラインは同じ路線です。
降りたホームで来た電車は、北千住方面行きの急行電車でした。
その電車に乗り込み、車内停車駅表示を見ると、急行では東向島には停車しないと表示されていたので、すぐさまその電車を降りました。
もう一度降りたホームには、スカイツリーラインの各駅停車の電車は止まらないと表示されていました。
駅員がいたので東向島に止まる各駅停車はどこで乗ればいいのですか?と聞きました。
今さっき行ったばかりの急行電車で曳舟まで行き、曳舟で各駅停車に乗り換えて下さいと言われました。
東京の電車は未だにさっぱり分かりません。
福島 康晴
地下鉄での出来事
先日、顧問先訪問のため、九段下から都営新宿線で二つ目の駅(小川町)を目指して乗りました。
次の神保町駅で初老のご夫婦が乗ってこられて、空いている席を探されました。
昼間なので、ところどころ空いており、一人を置いて両側が空いている席に向かわれました。
私は真ん中の男性がどうするのか見ていましたが、結局彼は席を移動せずご夫婦は一人置いてそれぞれ座られました。
そんなことに気を取られているうちに、降りるべき小川町でちょうどドアが閉まった瞬間、ふと降りそこなった事に気が付きました。
結局、次の岩本町で降りて下りを待つことにしました。
今度はホームに表示されている駅周辺の地図を見ていたら、すぐに下り電車が来てホームに止まったのですが、
私が待っていたホーム側のドアが開かなかったのです。
よく見たら反対側のホームに面しているドアが開いているのです。
岩本町はホームが2列あり、下り電車に乗るためには階段を上り下りして隣のホームに移動する必要があったのです。
到着した顧問先でこの話をしたらブログにアップするように言われました。
どうってことない話ですみません。
福島 康晴
4月の風物詩
高田馬場駅前の4月の風物詩は、学生の歓迎コンパの集合場所化です。
プラカードを掲げてそこから飲食店に移動していきます。
そして7時半頃になると、早くも酔っ払って道端に座り込んでしまう若者が出没します。
私も学生の頃はお酒が弱くて、ちょっと飲んだだけで吐いていました。
汚い話ですみません。
飲み始めて、そろそろ体調が良くないなというタイミングでトイレに行き、自分で喉に指を突っ込んで便器に戻します。
そして、席に戻って落ち着くとまた飲んでいました。
家系的にも決してお酒は強くないのですが、そんなことを繰り返すうちに、いつの間にか、よほど体調が悪くて飲みすぎた時以外は吐かなくなりました。
ただ、お酒はほどほどにしましょうね。
福島 康晴
日本人好みの潔さ
さくらは早くも散って、葉ざくらへと変ってしまいました。
パッと咲いて、パッと散る、この潔さが日本人好みなのでしょうか?
ドジャース、ヤンキースを経て、古巣である広島東洋カープに帰ってきた黒田と重ね合わせる私の考えは、間違いでしょうか?
年俸20億円を捨てて、4億円の契約で日本に帰ってきた潔さ、みんなそれを男気と言っています。
私だってそんな境遇にいられたらやってみたいですね。
そんな境遇とは、彼には既に数10億円(予想ですが)ほどの資産があるはず(下世話な話ですみません)ということです。
でもテレビ番組の中で、マウンドで投げ続けることは「正直しんどいです」と本音を洩らしていて、そこにも好感を持ちました。
羨ましい限りです。
福島 康晴
足るを知る
一人目の子供を亡くし、その後、二人の知的障害を持った子供達を授かって教えられたことは、「物は考えようである」ということです。
せっかく健常児で生まれてきても、犯罪を犯す子供に比べたらまだ良い方です。
ウチの子供達に大きな欲は無いので、欲をかなえられないことで彼女達が悲しむこともありません。
子供達の悩みや不満は、健常者にとっては取るに足らない事ばかり。
28歳や22歳の娘であれば普通は親元を離れていきます。
特に父親には近づかないでしょう。
うちの子供達は、いくつになっても小学高低学年ですから、お父さんのことが大好きです。
普段はケーブルテレビのマンガやゲームがあれば幸せです。
二人とも女の子なので、仲よく遊ぶことができることにも助かりました。
性別が違ったり、一人だけが健常者だった場合には、こうはいきません。
話が合わなくなりますからお互い一人ボッチになってしまいます。
福島家は、いつも妻と子供たちの家族4人一緒で遊園地やカラオケ、夏の海水浴、映画、温泉に行きます。
私は子供達との関わりの中で「足るを知る」ことの大事さを教えてもらいました。
私たち家族は決して不幸ではありません。
これは強がりでも何でもなく、私の本心です。
福島 康晴
「春眠暁を覚えず」
確定申告が終了し、気が緩んでいるのでしょう。
夜明けが早くなり、外がうっすら明るくなっていることに気が付いてから、最終的に起きなきゃいけない時間まで、更に二度ほど浅く目覚めますが、起きられません。
外気が寒すぎず布団の中が心地よいです。
そんな事言ってると怒られそうですが。
外に目を向ければ、老人介護で大変な家庭、貧困世帯に属する家族、海外ではイスラム世界の混乱紛争、自然災害と悲しい出来事が沢山あるのに。
上を向いてもきりがないし、下を向いてもきりがありません。
「足るを知る」を心掛けています。
私の子供は3人ですが、1人目は染色体の異常を持って生まれ1歳4か月ほどで亡くしました。
その後、娘2人を授かりましたが、2人とも知的障害者です。
私は幸せでしょうか?
福島 康晴
北陸新幹線の開業
確定申告も今日で終わります。 そして気候もいよいよ春めいてきます。
株価は19,000円を超え、会社員は昇給に期待しています。
反面、円安による食料品関係の値上げが目白押しです。
円安の相反関係は結果的に、日本経済にどう影響するのでしょうか?
また、北陸新幹線が開業しました。
開業前から金沢、富山、少しだけ福井も盛り上がっていました。
実際に観光客の宿泊予約は相当増えているそうです。
という事はどこかの観光地はそのあおりを食って、観光客が減るはずです。
日本中の観光客総数はそうは増えない筈ですから。
マスコミは常に大衆に受けそうな、どちらか一方だけをクローズアップした報道しかしません。
福島 康晴
諦めないという事
私は運転免許を取るために、いわゆる教習所に行きませんでした。
何も知らずに、個人教習官の教習を受けたのです。
だから仮免許も本免許も府中の自動車試験場で試験を受けました。
行って初めて、ここは初めて免許を取る人間が来るところではない事を知りました。
何らかの理由で免許を失効した、何年も運転経験のある連中が試験を受けて、ほとんど不合格になるところ、14~5人の受験者で合格2~3人でした。 私はこの試験場で仮免許を取るまでに6回、それからまた本免許を取るまでに5回、合計11回試験を受けました。
その間免許を取る事を諦めた事はありませんでした。
そんな思いを人生でもう1回経験する事になったのが税理士試験でした。
だから4年連続で1科目も合格できなくても諦めることはありませんでした。
福島 康晴