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海外での医療費

イギリスの皇太子妃は出産後、早々と退院されました。
日本では出産後も数日入院することが一般的です。

皇太子妃はともかく、海外では医療費が高いこともあって、極力病院の世話にはならないようにしているようです。

私の知人が先日アメリカへ出張し、運悪く帰国の前日に結石が尿管まで下りてきてしまいました。

尿管結石は私も経験がありますが、出産、痛風と共に3大疼痛と言われています。

彼は直ぐに現地の病院に行き、治療を受けましたが、もちろん翌日帰国することはできませんでした。

そしていつ尿道から降りてくるか分からない結石を、腎臓まで押し上げる手術を受けました。

病院に一泊して、全身麻酔の状態で尿管に管を挿入し、石を押し戻す手術という一連の医療費に請求された金額が、
なんと1千万円だったそうです。

そんな金額は払えないと交渉して次の回答が4百万円。

差額6百万円は何なの?は置いておいても、このくらい高額なのだそうです。

仕事として出張中のことなので、旅行保険と会社負担で賄うそうですが、これでは確かに病院の世話にはなれません。

福島 康晴

2015-05-11 月 | Category : 所長のブログ