
確定申告の時期
只今確定申告業務の真っ只中です。
そのせい(と言い訳してはいけませんが)ブログもうっかり遅くなってしまいました。
確定申告の時期については個人的に言わせてもらうと、半年違う9月であって欲しいと思います。
申告準備を始める1月半ばは寒さの絶頂で、体力も落ち風邪もひきやすい時期です。
日が暮れるのも早く、寒さと合わせて気が滅入ってしまいます。
その点、9月なら暑さも一段落し、日もまだ長く、忙しくても明るく仕事ができます。
そんなことを私が思っていても、実際に申告時期が変わるわけではありませんが。
今週はこんなところで。
福島 康晴
最初の4年間
「仕事」ということに対して、本当に考えの甘かった私ですが、時代に助けられたといえるかもしれません。
日商簿記2級の資格は取ったものの、税務会計の実務は全く経験のなかった私でも就職することはできました。
所長と男性所員3名総務女性1名の事務所でした。
今のようにパソコンは無く、そろばん手書きの帳簿作りです。
今は卒業前からインターン制度等で在学中から実務経験をするようで、4年間遊びまくっていた私が言うのもなんですが良いことだと思います。
更に言うと、学業においても大学在学中の勉強への取り組みは我々の時代と変わるべき時代だと思います。
勉強してこなかったツケは税理士試験において回ってきました。
取り組み始めて最初の4年間、まったく合格することができませんでした。
福島 康晴
仕事を見つけるという事
先週、私は大学4年で卒業せず留年して5年間いた話をしました。
今思うと、私は就職という事、仕事を見つけるという事を本当に舐めていました。
大学を卒業したら、テレビでコマーシャルをやっているような大手企業に就職できるのが当たり前だと思っていたのです。
とんでもないアマちゃんでした。
就職に対する方針が決まらなかったために、念のため卒業はしない事にしたのです。
しかし、よく考えると、いわゆる大企業には就職できそうにない事に気づきました。
そこで考えた事が、資格を武器として仕事をする職業に就くことでした。
本屋に行って資格に関する本を読みました。
結果として消去法で選んだのが今の職業である税理士だっただけです。
弁護士は私の頭では無理だ、公認会計士は働きながらでは無理だ。
働きながら取れそうな資格が税理士だったという事です。
こんな不純な動機で済みません。 福
島 康晴
卒業試験
雪が降ったり雨が降ったり、天気が不安定になって来たのは季節の移り変わりの証拠でしょうか。
プロ野球もキャンプインし、「球春の到来」とか表現されます。
学生たちは中学、高校、大学、中には小学校へと、本格的な入試のシーズンです。
みんな本格的な春のために準備をしていると感じます。
思えば大学5年生として、卒業のために学年末試験を受けたのは1月だったか2月だったか。
4年生の時、留年するために取得単位を卒業できない程度にする必要がありました。
ところが後で考えると思った以上に落としてしまい、6教科位試験を受けた気がします。
決して多い訳ではありませんでしたが、今度はどうしても卒業しなければならない、 落としてはならないというプレッシャーを感じていた事を思い出します。
その結果、卒業後にもかかわらず何度も卒業試験の事を悪夢のように見て、 うなされながら目が覚め、卒業証書を見てほっとする始末でした。
福島 康晴
先日の新聞記事
新聞では上場企業の予想決算金額について、上振れ修正が続き景気回復予想なのですが、 我々、中小企業ではそんな実感はありません。
まだまだ消費税増税や円安による価格上昇の影響で、景気の低迷感の方が強いです。
季節も1年で最も寒い季節にありますが、景気も今が一番低い事を願います。
先日の新聞記事でアジアの20代国別平均月収が日本は何と3位という結果が出ていました。
シンガポールが断トツの36万円、韓国が2位の25万円日本22万円の3位です。
4位は中国の16万円だそうですが、この結果に中国国内では政府高官の子供の収入の影響が多いからか?と皮肉っています。
それにしても、日本がアジアで3番目という結果にはショックでした。
国全体で真剣に考えるべき問題です。
福島 康晴
マイナンバー制度
マイナンバー制度が始まります。
今年中に個人、法人にナンバーが与えられ、来年28年度の確定申告には申告書にナンバーが記載されます。
国に全てを管理されてしまう気がして気分の良いものではありません。
コンピューターが人に代わって世界を管理し、人はその管理下に置かれる。
コンピューターの性能は日進月歩で進んでおり、学習能力を持たせる事も出来るようです。
ロボットも同様に進化しています。
ロボットだったら原子爆弾による放射能を浴びても存続していられます。
そんな映画「ターミネーター」で見たような世界が近いうちやって来ないか不安です。
福島 康晴
人口減少
西武新宿線高田馬場駅の自動改札が1列取り外されました。
昨年あたりのダイア改正後、電車の時刻表を見て、何となく本数が減った気がしたのですが、気のせいではありませんでした。
日本の人口は2006年から減少しているそうですが、生産人口(労働人口)は1995年から既に先行して減少が始まったそうです。
改札数の減少はその表れなのではないでしょうか。
地方の人口減少が想像以上に進んでいる事は知っていましたが、首都圏でも特にJR中央線より北側は南側と比べると人気がないし、
西武新宿線の上りの始発は本川越駅という埼玉県内なので、沿線の人口が減っているのでしょうか。
空家率のトップは山梨県で20%という高率ですが、東京都でさえ10%に達しているそうです。
首都圏でもこれから先は何かと人口減少を実感する時代となりそうです。
福島 康晴
新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。
お休み期間、皆様はいかがお過ごしでしたか?
私は家族サービス、読書、自分の福島会計事務所会計処理と時間を取られ、あっという間でした。
読書はトマ・ピケティ著「21世紀の資本」を読もうと書店に行きましたが、目次を見て止めました。
ほとんど専門書に近い内容で、読んだ人の意見を聞いてから判断します。
替わりに、今後の日本経済に関する本を数冊購入しましたが、基本は同じような内容で、暗い将来像です。
おまけに、わが母校、駅伝の古豪中央大学は、9区まで8位とシード権内にいたにも関わらず、
またまた2013年のように、10区の走者が故障してしまい、なんと19位と暗い結果でした。
そんな年明けに負けず今年も頑張ります。
福島 康晴
安倍政権の第三の矢
選挙も終わったところで、その後のマスコミ報道などでは、やはり安倍政権の第三の矢、つまり成長戦略の問題を掲げています。
その対象を「岩盤規制」、ただの規制ではなく、岩盤を付けているところに注目したいです。
(先進国ほど規制が少ない、その中で少なさ順位は128国中92位、発展途上国並み)
やはりみんな問題点をしっかり把握、理解しているということでしょう。
でも、またそこを改革することの困難さも理解していると言えます。
それでもなお、切り崩さなければ日本の経済成長が難しいことも理解しているはずです。
理解していても抵抗するのが既得権益者、理解していることにはなりません。
福島 康晴
辛い現実
今年、経済本で世界的に話題となった、トマ・ピケティの「21世紀の資本」日本語版が発売されました。
私はまだ読んでいませんが、個人所得の所得格差に関する本です。
富める者は資産運用により更に富、低所得者は貧困から抜け出せない理由を掲げ、その是正策を提言しているようです。
日経平均が2012年底値8,000円台からわずか2年で約倍になった恩恵を受けたのは、ほんの少数の資産家だけです。
一所懸命、身を粉にして働いて得られる所得より、お金を動かして得られる富の方が効率的です。
庶民にとっては辛い現実を知るべく読んでみたいと思います。
福島 康晴