
良いところもあれば、悪いところもある
確定申告も残務整理まで終了し、ほっと一息です。
アメリカの大統領選では共和党候補のトランプ氏が、もうこれ以上日本に対しても軍備援助していられないと言っています。
確かにそうですよね。
要するに、アメリカでさえ他国の面倒は見ていられない状況だということです。
日本だって貧困老人、母子家庭などの貧困層を多く抱えています。
一昔前、老後の年金でスペインに生活拠点を移す高齢者がいらっしゃいました。
今や、年金受給金額が下がったので移住先にタイ、フィリピンを選択する傾向にあるようです。
フィリピンのセブ島には、日本の企業が経営している日本人用の老人施設があるそうです。
しかし言葉の壁や、医療にかかる費用を考えるとそう簡単に飛びつくのは考えものです。
何でも良いところもあれば、悪いところもあるのが世の常というものでしょう。
福島 康晴
お墓参り
お彼岸でお墓参りに行ってきました。
うちは父の家系の墓は福岡にあるのですが、父は青梅の霊園に自分で墓を買いそこに入っています。
今や多くの人が故郷を離れて移り住み、同時に少子化が進むと、お墓を守るということは難しいです。
また、自分の住む近くに田舎からお墓を移したくても、東京近郊のお寺や霊園は高い買い物になってしまいます。
兄弟がいると生前の両親の面倒を誰が見るかで揉めますが、それに加えてお墓の面倒を誰が見るのかで揉めることもあるため、
せっかくの兄弟も絶縁状態になるところは少なくありません。
父が眠る霊園は大きめで訪れる人も多く、お昼時のお弁当を食べる時間にはみんな仲良く談笑しています。
福島家ではピクニック代わりに墓参りに行っています。
勿論自作のおにぎり弁当をもって。
福島 康晴
「○○女子」
よく話題になるのが、時代の流行を反映した「○○女子」という呼び名です。
山好きな「山ガール」、お城や日本史が好きな「歴女」、相撲好きの「スージョ」などその他、競馬、写真や、最近でいうと落語も注目されています。
男性に比べて女性の方がどれだけ元気に活動しているかを表していると思います。
しかし、女性の好きな落語家は若手の「イケメン落語家」。
話のうまい、下手は関係ないのか!とツッコミたくなりますが、落語は私も以前から好きです。
先代三平は落語にならず、漫談になってしまいますが、笑わす事にかけちゃとても面白かったです。
個人的には、上方の自殺してしまった枝雀が面白くて好きでした。
ラジオやレコードで落語が聞けるようになって、音源が残っている昔の落語家も聴いています。
名人と言われた志ん朝のお父さん、志ん生は人生そのものが落語的でした。
やはり、ある程度人生経験を積んだ人の話の方が味が出ると、私は思います。
但し、女房子供は泣くことになりますが、、、。
福島 康晴
確定申告の申告期限
確定申告の申告期限までもうちょっとです。
今が正しく山場です。
人の意識というのは自分自身でコントロールできない事が良くあります。
「欲」の対象はその典型ですが、「ロス」最近では女性の「マチャロス」、
福山雅治の結婚による気の落ち込みですが、私もあるのです。
一番大きかったのは、サッカーワールドカップ日韓大会が終わった後。
大会期間中、ずっと切符を捜し続け、結果的に決勝を含め4試合観戦できた反動で、
終わった後しばらく腑抜け状態になった自分にビックリしました。
確定申告終了後もそこまでいかなくてもホッとして少し腑抜けになります。
この忙しい時期にブログを書く、こんなこと位しか書けません。
福島 康晴
逃げ切り世代
週間ダイヤモンドに「逃げ切り世代・・・」という記事が掲載されていました。
「終身雇用の崩壊」、「社会保障費負担」、「年金受給開始年齢の引き上げ」、「厳しい出世競争とポスト不足」等々、50代はもうヤバい、ようです。
暗い話題ですみません。
方や、マイナス金利の影響で家庭用金庫が売れているそうです。
お金があるところには沢山あるんですね。
会計事務所は今、1年で一番忙しい時期に突入です。
年に一度の個人の確定申告、その内容も様々、人生悲喜こもごもです。
福島 康晴
日本人の強み
作家の井上ひさしさんがお亡くなりになった後、そのお嬢さんが、お父さんの残した言葉をエッセー風に書かれた本を読みました。
その中に、お父さんが電車の椅子に座った時に、体を小さくしている姿を見て、「どうして体を小さくしているの?」と聞いたら、井上ひさしさんが「世の中に出たら人に迷惑が掛からないようにしないといけないのだよ」
とおっしゃったそうです。
先週に続いて、日本人のこうした他人に対する思いやりや、謙虚さを大切にする気持ちに触れました。
しかし、最近は電車の椅子に座って膝から下を前に伸ばしている人を多く見ます。
こうしたところからも、日本人の強みがいつまで続くのか心配なところです。
福島 康晴
日本人の強み
JR新幹線の清掃会社「TESSEI]が「7分間の軌跡」とか「新幹線おそうじ劇場」などと呼ばれて世界で称賛され、
ハーバード大学ビジネススクールの教材になっています。
世界に動画で称賛されているのは日本人の手際の良さや、ホームに入ってくる車両にお辞儀をする清掃員の姿です。
しかし、元々この会社の従業員がそうであったかと言うとそうではありませんでした。
ハーバード大学で教材になっている一番の理由は、矢部さんという取締役のリーダーがいかにしてやる気のある集団に変えたかという過程です。
失われた20年の間に日本はアメリカを見習って成果報酬をこぞって採用しましたが、最早アメリカでも成果主義は見直されています。
お金だけでは人は動かない、世界的に見ると特に日本人はその傾向が強いようです。
しかし中国でさえ、稲盛さんの本がよく読まれ、日本人のそうした心を学ぼうとしています。
日本にいると当たり前のことが海外では日本人の強みと捉えられています。
その強みによって日本が世界的に復活するのはいつになるのでしょうか?
福島 康晴
膨大な時間
大企業には必ずその企業の経営理念が掲げられています。
しかし、多少の語弊があるかもしれませんが、小規模零細企業の多くがこの大事な経営理念がありません。
成功した多くの経営者は、経営に理念が必要なことを説いておられます。
事実、「京セラフィロソフィーで会社を大きくした」と稲盛さんがおっしゃる「京セラ」では零細企業の時代から経営理念がありました。
零細企業でも「経営理念」を掲げましょう。
人はロボットのように常に同じ動きで働けません。
感情があって頑張る気持ちの時はいつも以上に仕事をしますが、気分が落ち込み、やる気が無い時は途端に働きが悪くなります。
人生の70%の時間は仕事のために使われています。
この膨大な時間をどのような心構えで過ごす事ができるか。
それが自分の人生を大きく変えます。
福島 康晴
マイナス金利の導入
ついに日銀はインフレ目標2%を達成させるための金融対策手段として、マイナス金利の導入をしました。
お金は預けたら利息をもらい、お金を借りたら利息は払うもの、が常識でした。
ヨーロッパでは既に導入している国があり、デンマークでは住宅ローンの借入していると返済時に金利がとられるどころか、元本が返済額以上に減少する始末。
スイスでは民間に対しても預金していると逆に手数料を取られる事になるようです。
日本の銀行でも預金をしている人から手数料を取り、逆に借り入れをしている人にはマイナス金利相当額を元本から返済に充てるのでしょうか?
経験したことのない不思議な世界が見られるのでしょうか?
福島 康晴
思考は実現する
中村天風さんは数奇な運命でインドにおいて、本格的なヨガの修行をした人です。
書店の自己啓発本関連の売り場に行くと、必ずと言っていいほど中村天風さんの本が置かれています。
稲盛和夫が「京セラフィロソフィー」で中村天風さんの言葉を引用している箇所がなん箇所か出てくるように、稲盛さんが中村天風さんの影響を受けられたことは間違いありません。
中村天風さんは「宇宙の法則として進化の原則」を言われています。
また「思考は実現する」とも言っておられます。
科学的ではないこんな言葉を私は信じています。
化学を勉強された稲盛さんがおっしゃっているのですから、凡人の私が信用しなくてどうしましょう。
福島 康晴