新年のご挨拶

新年のご挨拶

2015-01-05 月

明けましておめでとうございます。

お休み期間、皆様はいかがお過ごしでしたか?

私は家族サービス、読書、自分の福島会計事務所会計処理と時間を取られ、あっという間でした。

読書はトマ・ピケティ著「21世紀の資本」を読もうと書店に行きましたが、目次を見て止めました。

ほとんど専門書に近い内容で、読んだ人の意見を聞いてから判断します。

替わりに、今後の日本経済に関する本を数冊購入しましたが、基本は同じような内容で、暗い将来像です。

おまけに、わが母校、駅伝の古豪中央大学は、9区まで8位とシード権内にいたにも関わらず、

またまた2013年のように、10区の走者が故障してしまい、なんと19位と暗い結果でした。

そんな年明けに負けず今年も頑張ります。

福島 康晴

安倍政権の第三の矢

2014-12-22 月

選挙も終わったところで、その後のマスコミ報道などでは、やはり安倍政権の第三の矢、つまり成長戦略の問題を掲げています。

その対象を「岩盤規制」、ただの規制ではなく、岩盤を付けているところに注目したいです。

(先進国ほど規制が少ない、その中で少なさ順位は128国中92位、発展途上国並み)

やはりみんな問題点をしっかり把握、理解しているということでしょう。

でも、またそこを改革することの困難さも理解していると言えます。

それでもなお、切り崩さなければ日本の経済成長が難しいことも理解しているはずです。

理解していても抵抗するのが既得権益者、理解していることにはなりません。

福島 康晴

辛い現実

2014-12-15 月

今年、経済本で世界的に話題となった、トマ・ピケティの「21世紀の資本」日本語版が発売されました。

私はまだ読んでいませんが、個人所得の所得格差に関する本です。

富める者は資産運用により更に富、低所得者は貧困から抜け出せない理由を掲げ、その是正策を提言しているようです。

日経平均が2012年底値8,000円台からわずか2年で約倍になった恩恵を受けたのは、ほんの少数の資産家だけです。

一所懸命、身を粉にして働いて得られる所得より、お金を動かして得られる富の方が効率的です。

庶民にとっては辛い現実を知るべく読んでみたいと思います。

福島 康晴

7年前

2014-12-08 月

円安の進み具合が早いですね。

過去5年間の円対ドルレートを見てくださいよ。

2012月の80円から安部政権になってあっという間に100円に下落し、しばらく100円付近にあったのが今年8月後半から、これまたあっという間に120円。

80円から2年間で50%も下落しました。

輸入品はそれだけ値上がりしてきています。

投資、投機で言うと1ドル80円で購入していた人が、まだドルを持っていたら40円儲かったのです。

勿論こうした相場は常にゼロサムで、40円損した人もいるでしょうが。

もっと長いスパンでレートを見ると、2007年6月頃、円は今と同じ120円くらいでした。

7年前に戻ったというわけです。

福島 康晴

第三の矢

2014-12-01 月

衆議院解散後のマスコミや評論家の意見を聞いても、やはり今回の解散の大義はありませんね。

アベノミクスを続けるか否かと問われれば、アベノミクスに掲げた第三の矢、規制の緩和による経済の活性化は必要です。

しかしこの規制の緩和問題はアベノミクスに始まった訳ではありません。

バブルがはじけて日本経済が停滞し始めてから長年に渡り言われ続けてきました。

民主党政権前の自民党政権が出来ず、民主党が政治家主導による改革を掲げて政権を取ったにもかかわらず、

民主党も挫折して政権を追われて、安部政権に代わりました。

代わって2年過ぎましたが、第三の矢は未だ放たれず。

もう一度安部政権になっても第三の矢が動き出すとは思えません。

各種規制の緩和、既得権益の打破、縦割り行政改革。

こうした制度改革がなされない限り、日本経済は頭打ちで、少子高齢化による経済規模の縮小を補う経済成長はあり得無い事は誰もが分かっているはずです。

福島 康晴

選挙の争点

2014-11-25 火

飲食店は景気の影響を直ぐに受けます。

9月~10月と売り上げが落ち込みました。

消費税増税からの回復はしていませんでした。

消費税増税後の消費の低迷、経済成長のマイナスはアベノミクスの第三の矢、

「経済システムの構造改革」が一向に進まず、新しい産業、市場が出来てこないからです。

それは既に今年の年初には言われていたと思います。

安部政権になって為替は円安が進んできた事で、大企業は収益が拡大しましたが、利益が十分に給与に反映されていません。

消費者は消費税増税分と円安が進み過ぎて消費財が値上がりしたダブルパンチで、実質賃金はマイナスです。

規制緩和による経済の構造改革はどの政権なら可能なのか?

それが今回の選挙の争点でしょうか?

どの政権にも期待していないのが国民の本音かもしれません。

福島 康晴

衆議院解散

2014-11-17 月

唐突(本当はそれなりに準備していたのかもしれませんが)に発生した衆議院解散は現実となりそうです。

イコール消費税増税が先送りされそうで、ホッとされている経営者は多い事でしょう。

というより、消費財の多くが値上がりした事で日本国民の多くがホッとしています。

日本の財政再建を危惧している海外の経済専門家、政治家も今回の増税回避を容認する雰囲気です。

安部首相はここまでのアベノミクス効果を有権者にアピールしていますが、

消費税増税後の景気の落ち込みと、景気回復の遅さをご本人はどう感じているのでしょうか?

アベノミクス「第三の矢」はいつ、どう放たれるのでしょうか?

福島 康晴

衆議院解散話

2014-11-10 月

突然、衆議院解散話が勃発しました。

来年10月からの消費税増税の是非が問われている今日この頃。

増税を見送るなら解散する、その関連性が政治素人の私にはよく分かりません。

自民党が勝ったら、景気の動向に関係なく消費税を上げるのでしょうか?

勝っても直ぐには増税しないとしたら、何のための選挙になるのか私にはよく分かりません。

誰か教えてください。

安部政権が政権を取って、アベノミクスが期待されて円安になり、株価が上がった事は良い経済効果でした。

しかし、円の対ドルレートは115円となると、日本の生活に必要な輸入品が値上がりし、今度は悪い円高となって日本経済の悪化に影響を与えつつあります。

前にも指摘したように為替レートは日本経済に都合の良いところで止まりません。

国民に政治の真を問うとは、こうした経済状況に対してなのでしょうか?

福島 康晴

消費税増税後の日本

2014-11-04 火

消費税増税後、消費が落ち込み、そこからの回復も進んでいない事が明らかになりました。

夏ごろは増税後の景気回復について楽観的な発表が数々ありましたが、現実は違いました。

この状況を持ってして来年10月からの消費税を予定通り上げるのか、見送るのか?

先進国はどの国も低成長で、世界経済を引っ張っていくイメージがありません。

予想としては先進国の経済成長が低下しても、代わりにBRICsを先頭に後進国が経済を引っ張っていく筈でした。

残念ながら先進国が落ち込むと、BRICsも同調しています。

最早、「資本主義の限界」の本も出ています。

もっともこの手の本、話は昔からあります。

そして、いずれその話は現実になると思います。

何故なら長い目で見ると社会システムは常に変化しています。

福島 康晴

中学時代の試験前

2014-10-27 月

中学時代の試験前になると勉強もせずに聴いていた深夜放送は、日本放送の「オールナイトニッポン」でした。

パーソナリティーは「糸居五郎」「斎藤安弘」など。

TBSは「パックインミュージック」なっちゃんちゃこちゃんこと「野沢那智と白石冬実」。

文化放送は「セイヤング」、「落合恵子」や「谷村新司」。

音楽とちょっとエッチな話に一人でにやついていました。

それとラジオで世界のヒット曲ランキングを放送していて、海外ではどんな歌が流行っているか知りました。

いろんなジャンルの曲が同時に流行っていたと思います。

「ビートルズ」をはじめとする「グループサウンド」と呼んでいたジャンル。

フランシス・レイやレイモンド・ルフェーブルなどの映画音楽。

トム・ジョーンズ、エンゲルベルト・フンパーディンクなど力強い男性ボーカルの歌。

女性ではジュリオラ・チンクエッティやシルビィ・バルタンなど。

ラジオはとにかくいろんなジャンルの音楽を楽しませてくれました。

福島 康晴