価値観の変化
とうとう日本政府は円安対策に乗り出しました、どれだけの効果を発揮できるでしょうか?
今回の急激な円安をきっかけに、いかに日本がこの30年で貧しくなったかが報道されています。
でもこの円安のおかげで、製造業では海外での工場生産から日本に回帰する会社も出てきました。
飲食業での牛肉もアメリカ産から国産へ切り替える動きもあります。
こうなると、円安も悪い事ばかりでは無いことになります。
何でも表裏一体ですね。
今の若者は物欲が余りありません。持たないことが不幸とも思っていません。
私の年代とは随分価値観が違うようですが、
幸福感はもちろん物欲の達成だけにあるわけではなく、自分が決めればよい事です。
ついつい「今の若者は」で括ってしまいますが、
スポーツ界を見ていると、世界で通用する選手を目指して努力をしている若者は沢山います。
確かに「グランドや土俵に金が落ちている」という時代ではないかもしれませんが。
時代時代で価値観は変わり、
「ジャパン アズ ナンバーワン」の時代に生きた私には、
経済力が二十何番目かに落ちた日本が情けないですが、
価値観を変えればそれでも幸せでいることは出来るのですね。
福島 康晴
2022-09-26 月 | Category : 所長のブログ