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メールマガジン Top Eye Vol.279

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福島会計事務所 メールマガジン Top Eye Vol.279

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今号の目次

1】「中小法人の優遇措置」宮元

2】「身近な消費税アップ」野村

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1】「中小法人の優遇措置」宮元

中小法人の抱える問題として、事業承継問題や人材の育成等があると思いますが、

8割が赤字と言われる中小法人にとって、やはり資金繰りと税負担が一番の課題になると思います。

アベノミクスがどこまで中小法人に波及しているのか定かではありませんが、

多くの顧問先様からは、「まだまだ景気が良くなっている実感なんて湧かない」というご相談をよく受けます。

今もなお、中小法人を取り巻く経営環境が厳しいことは間違いないでしょう。

しかし、そんな中小法人を支援する、様々な税制上の優遇措置が用意されていることをみなさんはご存知でしょうか?

以下、法人税法上の法人区分として資本金1億円以下の法人を「中小法人」と定義します。

中小企業法における「中小企業」の定義と若干範囲が異なりますので、詳細は以下をご参照下さい。

【中小企業庁HP】

http://www.chusho.meti.go.jp/faq/faq01.html

これからご紹介する税制上の優遇措置は中小法人にのみ認められているものであり、資本金1億円超の大法人については適用が認められません。

(1)法人税の軽減税率

800万円以下の所得金額について、法人税率が15%となります。

大法人については25.5%

(2)留保金課税の不適用

本来、同族会社が必要以上に内部留保した利益に対して、通常の法人税等とは別に追加課税されますが、

中小法人にはこの制度は適用されません。

(3)貸倒引当金の計上

大法人(銀行、保険会社、証券金融会社等の一部業種を除く)については、今後貸倒引当金の計上が認められなくなりますが、

中小法人については引き続き貸倒引当金の計上が認められています。

(4) 交際費等の損金不算入

中小法人については、支出した交際費のうち年間800万円までは税金が課税されない定額控除限度額が設けられていますが、

大法人には認められていません。

(5)青色欠損金等の損金算入限度額の不適用

法人税法上の過去の累積赤字がある場合、中小法人については全額を所得と相殺することができますが、

大法人であれば、所得金額の80%が限度とされています。

(6)欠損金の繰戻還付の適用

中小法人の場合、前期が黒字で当期が赤字の場合、前期に納めた税金について還付請求をすることで一部税金が戻ってきますが、

大法人はこの制度の適用を受けることができません。

資本金5億円以上の大法人の完全支配子会社になっている中小法人については、上記(1)(6)優遇措置の適用がないことに注意が必要です。

ここでご紹介した制度はほんの一部にすぎません。

他にも、設備投資を増やしたい場合、試験研究を行った場合、従業員を多く採用した場合、少額の資産を購入した場合等、

多くの場面で税制上の優遇措置を受けることができます。

一部、大法人についても適用が認められている制度もありますが、基本的には中小法人にとって有利な制度内容となっています。

会社の経営戦略に応じて、税制上の優遇措置を上手く活用していくことが重要です。

何かございましたら、お気軽に担当所員までご相談下さい。

税制上、納税者であるお客様にとって最も有利になる方法を我々からご提案させていただければと思います。

宮元

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2】「身近な消費税アップ」野村

ついに消費税率のアップが迫ってきました。

4月1日からは、様々なものが値上げされることとなります。

しかし単純な消費税3%アップ分の値上げだけではなく、さらに値上げされるものもあります。

例えば飲料の自動販売機は120円から130円になるそうです。

本来なら120円÷105%×108%=123円になるところなのでしょうが、機械が1円単位のお釣りに対応できないことから一気に10円の値上げになります。

一部の飲料は120円に価格を据え置くことで、自動販売機売上全体として3%の値上げになるようになっているそうですが複雑な気分です。

ワンコイン100円で買えていた時代が懐かしいです。

ワンコインといえば、500円のワンコインランチは550円に値上げするところもあるそうです。

もともと500円で良くやっていけるなあと思っていたのですが、やはり厳しかったのでしょうか。

他にも牛丼チェーン大手3社が280円と並んでいる牛丼並盛の価格は、吉野家が300円、松屋が290円に値上りします。

単純に消費税率だけでなく円安の影響による輸入材料価格の上昇も理由としてあるのでしょうが、懐は寂しい限りです。

しかし、すき家は逆に値下げして270円になるそうです。

他の2社に比べ安さをアピールすることで集客を狙う戦略のようです。

また電車賃については、切符を現金で買う場合は飲料自動販売機と同じく機械の対応の関係で10円単位の値上げですが、

suicaで乗車する場合は1円単位の値上げになります。

4月1日からはsuicaを片手に電車に乗って、値下げした牛丼を食べながらすき家の戦略に乗ってみようかと思います。

野村

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■■ 編集後記

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いよいよ明日から消費税が8%に増税されます。

先週末は、駅構内で、定期券を求める学生さんたちの行列が見受けられました。

増税前に買っておきたいということでしょうか。

今後しばらくは、混乱が続くと思われます。

私自身、会計業界に就職をし、このような大きな税制改正のタイミングに携われることは非常に

光栄なことではありますが、それと同時に責任も感じております。

お客様が混乱しないよう、所員一同、全力でサポートしていきたいと考えております。

どんな些細なことでも構いません。

何かお困りのことがございましたら、担当所員までご相談下さい。

今回の増税が消費にどれだけ影響するのか、個人的には非常に気になるところです。

本当に景気回復はするのでしょうか・・・

ますます、将来への不安は募るばかりです。

宮元

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最後までお読み頂きありがとうございました。

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2014-03-31 月 | Category : メールマガジン