報道機関の役割
新型コロナウィルス感染急拡大に伴い、報道もその時間が増えました。
時間には限りがありますので、その分他の報道がおのずと減ります。
ウクライナ戦争はもう5ヶ月を超え戦況も膠着状態にあるため、関心が薄くなっています。
「旧統一教会」と政治家との関係報道もコロナのあおりで少ないと思います。
自民党議員の中には、その関係について開き直りのような答弁をする人もいます。
自民党総務会長が「何が問題か分からない」と答弁する有様です。
さらに、当時の文科省大臣下村氏は部下のせいにしている。
部下が行ったことの責任は全て最高責任者が負うことが組織の常識ではありませんか。
あまりにも幼稚な回答に怒りを覚えます。
「旧統一教会」の活動で、金銭的、精神的被害を受けている人が現在もいるのですから、
引き続き報道関係者には政治家、元信者等々関係者への取材と報道を続けてもらいたいと思います。
「旧統一教会」が霊感商法で事件が公になったときは、各局報道陣も競って報道していました。
しかし、その後も「旧統一教会」は存在し、
減ったとはいえ被害者はいたのに報道は一切されなくなっての、安部元首相殺人事件です。
取材、報道を続けなかったことに謝罪をしたジャーナリストもいました。
報道機関の役割は社会にとって、本当に大切です。
福島 康晴
2022-08-01 月 | Category : 所長のブログ