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安青錦初Vの波

大相撲九州場所は、安青錦の初優勝で幕を閉じました。
14日目に両横綱が負けるという波乱に続いて、
千秋楽は横綱大の里が休場し豊昇龍が不戦勝。
大関琴桜に勝った安青錦と横綱豊昇龍が相星、
優勝決定戦でこれまで豊昇龍に3戦全勝の安青錦が又も豊昇龍に勝ちました。
解説の元舞の海が、「もしも千秋楽大の里の休場で優勝決定戦が無かったら九州場所はつまらなくなっていた」と評しました。
優勝決定戦があり、関脇安青錦が横綱を破り初優勝した事で九州場所は大いに盛り上がりました。
それにしても、安青錦の成長ぶりは目に見張るところがあります。
大の里の休場の原因となった13日目の安青錦戦でそれまで一方的に押されて負けていた安青錦が、
物言いがついても良い取り口で負けましたが、成長を感じさせられました。
関脇一場所にして大関昇進です(間違いなく)。
来年の、どの場所で横綱に昇進するか?見ものです。
もちろん取り口を研究されるでしょうがお互い様です。

福島 康晴
2025-11-26 水 | Category : 所長のブログ