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メールマガジン Top Eye Vol.444

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福島会計事務所 メールマガジン Top Eye Vol.444

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◆ 今号の目次 ◆

【1】「ロボット産業」関 

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【1】「ロボット産業」関 

あっという間に今年も年の瀬を迎えました。
個人的な時の経過はもちろんのこと、経済においても様々な出来事がありました。
近年、紙面を飛び交うキーワードとして「IOT、AI、Fintech等」の言葉があります。

そのキーワードの中で今回ご紹介したいのは、
AI技術として人口の減少に伴いクローズアップされているロボット産業です。

多くの企業が事業の効率化、人手不足等に悩む中で、
これらの課題に対応して大きく発展している企業があります。
それが今回ご紹介させていただく、ファナック株式会社です。

世界的に有名な企業であるファナック㈱ですが、
その利益の主要な柱は①FA事業②ロボット事業③ロボマシン事業となります。

① FA事業とは、ファナックの基本技術であるNC(数値制御による工作機械の製作)と
サーボ(モータの制御)によるモータ、レーザ等の販売事業

② ①の基本技術を活かしての製造等における工作ロボットの販売事業

③ ①の基本技術を活かした切削加工機等のマシンの販売事業

これらの主要事業の売上高構成比(平成29年3月期の決算)は上記①32.6%②35.4%③17.5%となり、
合計で85.5%を占めています。

なお、前年(平成28年3月期の決算)は①27.3%②30.2%③29.4%でした。
前期と比較して見るとFA事業とロボット事業の比率が増加していることが伺えます。

FA事業とロボット事業の比率が伸びているのも、
中国市場におけるロボット事業の需要が伸びたことによるものです。
大企業の決算資料の一端ではありますが、主にアジア圏である中国市場においての売上が
2017年度第一四半期767億円から第二四半期は837億円と増加し、
3ヶ月の間に前期比較として約9%もの売上が増加しています。

私はロボット事業というと、アメリカ等の先進国が牽引しているものとばかり想像していましたが、
日本にもロボット事業として世界を牽引する会社があることに、自身の見識の浅さを反省するばかりです。

また、ファナック㈱は法人として設立する前身である富士通の計算制御部の時は、
赤字が続く不採算な部門だったそうです。
そのような不採算な部門ではあるが必ず成長するビジネスであると信じて、
現在のような世界的企業まで発展させたことに感動しました。

これから多くのロボットが人手不足の日本を支え発展させていくのは間違いないと思います。
私たちは手塚治虫のアトムのような世界の始まりを生きているのかもしれませんね。

これからの世界がどのようになるのか楽しみです。

関 

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今年のメルマガも残すところ4回となりました。
また、年末調整の時期になると、繁忙期が始まるなという感じがします。

先日ご案内させていただきました年末調整の必要書類の件、
お客様にはご協力いただきましてありがとうございます。

書類につきましては、ご郵送もしくは担当まで
お渡ししていただけますと幸いでございます。

ご記入で不明な点等ございましたら、お気軽にお申し付けください。

本橋
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2017-11-27 月 | Category : メールマガジン