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アフガニスタンからの撤退

アフガニスタンからアメリカ軍が8月31日までに撤退すると発表されて、
多くの民衆が国外脱出のためにカブール空港に群がっています。

これらの報道の中で私が注目していることは、海外各国大使館等で働いてきたアフガニスタン人の安否についてです。

日本大使館等で働いていたアフガニスタン人は約500人と言われている中で、
日本から派遣された自衛隊機2機によって退避した人は、わずか十数名しかいないのです。

欧米各国は1国で数万人から数千人のアフガニスタン人を退避させたのに、日本は十数人ですよ。

まだ日本の大使館員数名が残り、対応しているそうですが難しいようです。

原因は初動の遅さです、韓国関係者はすでに退避を終えているそうです。

市内から空港までの移動にはアメリカ軍の協力があったそうです。

最早状況はひっ迫してしまい、日本はそんな協力を得られません。
日本の対応の悪さで、日本に協力したアフガニスタン人の多くの命が失われるかもしれないのです。
彼らの恐怖心を考えると、いたたまれません。
(これらの情報は報道によるものなので、事実と違っていたらごめんなさい)

福島 康晴

2021-08-30 月 | Category : 所長のブログ